債務整理の中には任意整理・民事再生・自己破産・過払い金請求の4つの手続き方法があります。

今回は民事再生(個人再生)の費用について説明をしていきます。

民事再生(個人再生)とは

まず始めに民事再生の費用について説明する前に、民事再生とは何なのかを説明します。

民事再生とは自分の資産(財産)を維持し、借金を大幅に免除してもらい、原則3年間で借金完済を目指す方法です。

そのため借金返済方法の手続きとして自己破産より軽く、任意整理より重いため、債務整理の中間的な位置づけとなる方法です。

タイトルに「民事再生(個人再生)」と書いていますが、この「民事再生」と「個人再生」2つの言葉の違いについて説明します。

この2つ違いは、「民事再生」は会社や法人の再生を指す事が多く、「個人再生」は個人の再生を指す事が多いです。
また、個人再生には「小規模個人再生」と「給与所得者等再生」の2つに分かれます

この2つの手続き方法は別の機会に説明をしますので、今回は省略します。

民事再生(個人再生)をするために絶対に掛かる費用

個人再生も自己破産と同様、裁判所に申立てをして手続きを行います
そのため、裁判所に支払う費用が絶対に必要となります。

個人再生、裁判所手続きに掛かる費用
「収入印紙代」

裁判所へ申立てするために、収入印紙代1万円が必要です。

裁判所の申立書は収入印紙代を貼って提出しますので、個人再生手続きする場合は予め用意しておきましょう。

個人再生、裁判所手続きに掛かる費用
「郵便切手代」

裁判所によって費用は異なりますが、郵便切手代1600円~4000円ほど必要です。

申立てを行う裁判を確認後、購入するようにしましょう。
収入印紙代と同じく郵便局で購入可能なので郵便切手代が分かった際に、収入印紙代と併せて購入をしましょう。

個人再生、裁判所手続きに掛かる費用
「予納金代」

官報に公告する費用として、予納金代11,928円が掛かります。
官報への公告は開始決定時、書面決議時、認可決定時の3回行われます。
その3回分の費用です。

個人再生、裁判所手続きに掛かる費用
※「個人再生委員の予納金と報酬」

個人再生委員は裁判所が選任する場合と選任しない場合があります
選任の有無は裁判所が判断するため、申立てするまで費用が掛かるか分かりません。
選任された場合20万円~30万円ほど費用が掛かり、意外と高額ため注意が必要です。

裁判所に支払う費用以外に弁護士に支払う費用が必要

弁護士に支払う費用着手金と報酬金の2つ費用を支払います。

着手金弁護士に依頼した際に必ず掛かる費用です。

着手金の費用の相場約30万円~40万円ぐらい掛かります。
高い印象がありますが、個人再生の案件が終了するまで長い期間が掛かり、大体4~6ヶ月と長丁場です。
1ヶ月4~5万円としたら安いかもしれませんね。
それでも高いイメージを受けますが・・・(笑)

次に報酬金ですが、報酬金は個人再生の案件が成功した場合に支払う費用です。
報酬金の相場約10~20万円ぐらい掛かります。

上記に相場を書きましたが、弁護士の費用は自由化が進み、弁護士自身が自由に費用を設定する事ができます。

ただし個人再生の弁護士費用にも相場があり、個人の場合は約60万円以下(小規模個人再生は約50万円以下)と相場が決まっています。

あまりに膨大な金額だった場合、他の弁護士にも確認した方が得策です。

民事再生(個人再生)手続きは個人でも行える

ここまで説明を聞いて個人再生の費用が高いなと感じた方も多くいると思います。

ただ個人再生手続きは個人で行う事もできます
そうすると、裁判所に支払う費用は変わりませんが、弁護士に支払う費用は省く事ができますので、金額は安くする事は可能です。

しかし弁護士に依頼しない場合、裁判所から個人再生委員が選任される確率が高いです。
個人再生の場合、弁護士に依頼しないとしても20万円以上の出費はあると考えた方が妥当です。

また、一度も行った事がない裁判所の書類作成や提出、裁判所との面談など自分が慣れていない事が続きます
その際、記入漏れや提出漏れ裁判官と面談した際、説明不足や誤解を招いたりして裁判所に何度も足を運ぶ事になるかもしれません
そういった手間やミスなどを考えると弁護士や司法書士へ依頼した方が得策だと私は思います。

民事再生(個人再生)を行う場合、費用を把握し今後の手続きに臨むようにしよう

借金返済するための手段の1つ、個人再生に掛かる費用は分かりましたか。

個人再生には裁判所に支払う費用と弁護士に支払う費用があり、個人再生は弁護士に依頼せずとも個人で行える事を忘れないでください。

そして個人で民事再生(個人再生)した場合の費用は約20万円ぐらいであり、弁護士に依頼した場合は約40~60万円掛かる事を覚えておきましょう。

また債務整理の他の手続き、任意整理と自己破産についての費用の記事もありますので、債務整理する前に参考にしてください。

任意整理の費用について
自己破産の費用について

費用だけみたら、任意整理がもっとも安く、自己破産がもっとも高額です。
ただ費用だけではなく、その手続きを行った後のメリットやデメリットもしっかりと理解し、債務整理をするのかそれとも他の手段で返済するのか地道に返済していくのか判断するようにしましょう。

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