債務整理を利用して借金返済する場合、任意整理・民事再生・自己破産・過払い金請求の4つの方法があります。
その中でも、一番手続きが早く利用する方が多いのが任意整理です。

利用数が多いのは、債務整理の中にある4つの借金返済方法の中で、比較的手続きが簡単で利用できる人の割合も多いからです。
また誰にも知られることなく、本人のみで行えるのも利用する方が多い理由の1つかもしれません。

ここでは債務整理の中で一番利用する方が多い、任意整理の手続きや必要書類、任意整理の具体的な流れについて説明をしていきます。

任意整理を相談しする際に、弁護士から聞かれる借金情報

弁護士に依頼し任意整理するにあたって、あなたは弁護士から借金情報を細かく聞かれます。
それは弁護士が、あなたが本当に任意整理できるのか判断するために最低限必要な情報になるからです。

では確認していきましょう。

1.全ての借入先
2.借入をした時期
3.現在の借金の総額
4.月々の借金返済金額
5.現在の収入
6.あなたが考えている月々返済できる金額
7.借金をした理由

以上7項目です。

上記の項目は弁護士に任意整理の相談した場合、最低限聞かれ、あなたが伝えないといけない情報となるので予め把握しておきましょう。

任意整理を依頼する際に必要な書類

次に任意整理手続きを行う際に、必要となる書類です。
こちらも予め用意しておくと、任意整理手続きの話をする上でスムーズに進める事ができますので事前に用意しておくと良いでしょう。

ただこちらは、弁護士との相談が終わり、任意整理を依頼する事が決定した際に必要な書類です。
相談する際に必要な書類ではありませんので注意してください。

では、任意整理を弁護士に依頼する際に必要な書類を確認しましょう。

1.身分証明書(運転免許証、保険証など)

2.債権者一覧表
債権者一覧表とはあなたが借金した借入先の詳細なリストです。
記載内容は債権者名(借入先名)、住所、電話番号、最初の借入日、最初の借入額、現在の債務額、月々の返済額、使途(使い道)などを借入先ごとに整理してまとめた表です。
1枚にまとまっていると確認しやすいため、1枚にまとめると良いでしょう。

債権者一覧表のフォーマットをダウンロード

3.借入先のカード
弁護士に任意整理の委任が決まった際、借入先のカードやクレジットカードをハサミを入れた状態で弁護士が預かる場合があります。
また、借入先によってはカードの返還を求められる場合もありますので委任が決まった後、担当弁護士に確認すると良いでしょう。

4.預金通帳や源泉徴収票など

以上4点を予め用意しておくと、任意整理手続きがスムーズです。

それ以外にも、生命保険に加入している場合や家を購入している場合、勤務先に退職金制度がある場合は予め弁護士に伝え、それぞれ下記書類を揃えておくとスムーズです。

・生命保険に加入している場合・・・生命保険証券
・家を購入している場合・・・不動産の登記簿謄本
・勤務先に退職金制度がある場合・・・退職金の見込み額が分かる書類

任意整理手続きの具体的流れ

では任意整理の具体的な流れについて確認をしましょう。

弁護士に任意整理を依頼するとしても、任意整理の具体的な流れは把握している方が良いです。

それは弁護士にも悪質な弁護士は少なからずいます
弁護士に任意整理を依頼するとしても具体的な流れや必要書類などは把握していた方が、騙されそうになった場合でも、騙される前に騙されている事に気づく事ができますし、内容を理解していた方が、今後担当弁護士が借入先に本当に交渉できるかどうかなども見分けられる場合があるからです。

そのため、任意整理の大まかな流れだけでも把握している方が、弁護士に流されず、後で後悔する事も少ないと私は思います。

まず始めに、任意整理は「弁護士が借入先と直接交渉し、あなたが今抱えている借金を3~5年程度で完済できるように借金を減額してもらう」借金返済方法です。
そのため、弁護士はあなたの借金を把握し、その借金が3~5年で返済できる金額である事や定期的な収入があり月々の返済が出来るかなどが、あなたらの依頼を受けるどうかの判断基準と言えるでしょう。

では、弁護士に相談し任意整理の手続き完了するまでの流れを確認しましょう。

弁護士に借金返済について相談をし、任意整理の流れ

弁護士へ相談

まず弁護士に依頼し任意整理する場合、弁護士に相談をしなければいけません。
中には、電話やメールでのやりとりですませる弁護士事務所もありますが、直接あって、あなたが依頼する予定の弁護士事務所が信用できるか判断した方が私は良いと考えています。
それは、借金返済を相談している、その弁護士があなたの借入先に直接交渉する事になる弁護士になるため、咄嗟の判断力や受け答えの仕方など、どこまで頭がきれる弁護士かあなたなりに判断した方が良いでしょう。
また、任意整理の相談するにあたって、最低限伝えないといけない情報が漏れていたとしたらその時点でその弁護士に任意整理の依頼するのは止め、他の弁護士事務所に相談した方が良いという判断基準にもなるからです。

委任契約を結び、受任通知をする

借金返済の相談が終わり、無事その弁護士に任意整理の依頼をする事が決定したとします。
そうすると、任意整理をするにあたって、あなたと弁護士との間で、正式に委任契約を締結されます。
そして委任契約を締結後、弁護士が各借入先に対し、受任通知を送付します。

受任通知とは、弁護士があなたから委任を受けた事や、過去の取引履歴の開示の要求、借入先からあなた本人には連絡しない事の要求などが書かれています。

弁護士から任意整理完了の連絡があるまで待つ

任意整理は弁護士と相談をし、任意整理手続きが完了をしたら、あなたは弁護士からの連絡を待つのみです。
時々、弁護士から質問等の連絡はありますが、弁護士があなたの借金減額について借入先と交渉を行うため、基本弁護士から交渉結果の連絡を待つだけです。
任意整理手続きが完了するまでの期間は3ヶ月~6ヶ月程度掛かります。

任意整理手続き期間中は、借入先からの請求は止まりますので、月々の支払いをする必要はありません。
しかし、任意整理手続き完了後、借金返済が開始するため、その期間に今後返済する借金の積み立てをしておきましょう。その方が、返済を再開した際に生活が少し楽になるからです。

和解案を作成し、和解案を送付

和解案作成や送付等も依頼をした弁護士が行うため、基本あなたは待つのみです。
借入先から弁護士に取引履歴が開示されます。
そうすると弁護士が利息制限法による引き直し計算を行い、借金の総額を減らすことができないか、過払い金がないか等を確認します。
借金が残った場合は、引き直し計算後の借金の総額と、月々の返済可能な額などを考慮して、弁護士が分割支払いによる和解案を作成し、借入先に送付します。

交渉の結果、借入先から合意が取れれば、和解契約書を作成し、弁護士と借入先の交渉は終了します。
交渉終了後、和解契約書の内容に基づいて、再度あなたの借金返済が始まります。

以上が任意整理の流れです。

任意整理は手間も少なく手続きも早くて債務整理の中では便利だけど、デメリットもある

任意整理の手続きは他の債務整理に比べて、自分の借金状況を弁護士に相談した時点で、ほぼほぼ完了しているので手続きも早く比較的簡単な借金返済方法だと思います。
ただ、弁護士が借入先と交渉する期間が長くて半年掛かってしまう事や、任意整理完了後、借金がなくなる訳ではなく3~5年の間は借金返済を行わないといけない事を忘れてはいけません。

そして任意整理には、借金完済後、約5年ほど信用情報機関に借金の情報が載ってしまうデメリットがあります。

任意整理のメリットとデメリット

任意整理のデメリットを理解しつつ、任意整理手続きを行うようにしてください。

借金で困っている方、いらっしゃいませんか。

管理人チバタケルは、この方法で借金を返済しました。
借金のせいで、心身ともに疲れ果てた時期もありました。
今はこのチャンスをもらったことで、明るい人生を取り戻すことができ、とても感謝しています。詳しくはこちらをご覧ください。

働いていて一定の収入がある方なら、借金を返済する方法があります。

お気軽にお問い合せください。

ボランティアでやっておりますので、相談料や成功報酬のようなものはいただきません。